食事について
「こころとからだの健康調査」では、「食欲がない」という項目の該当者が多くいました。
4月の調査だったため、環境変化のストレスによる食欲低下の場合もあるでしょう。また、もともと食生活に関心がない、気を配る余裕がない人もいると思います。
この記事では、より良い食生活のために、簡単にできる工夫を紹介します。
理想はバランスよく
三食、栄養バランスに気を配った食事が理想です。
それが難しい場合は、一日に一食でも定食形式(ご飯、汁物、主菜、副菜)でとることをお勧めします。学生食堂の利用もいいですね。
工夫
とは言え、理想通りにはできないものです。だからといって、乱れたまま、若さに任せた生活を送っていては、からだにもこころにもよくありません。
完全に自炊をしようと思うとハードルが高いですね。現実的には総菜や弁当などの調理済み食品を買ってきて家で食べる、いわゆる中食(なかしょく)を利用している方が多いかもしれません。
中食では、主菜が揚げ物に偏りがちです。この場合、野菜があまり取れません。また、簡単に済ませようとして、麺類を選ぶと野菜とタンパク質が不足してしまいます。そこで簡単に、そして安価に買えるものを紹介しますので、中食に加えてみてください。
野菜・果物

- サラダ
 - カット野菜
 - 冷凍野菜
 - プチトマト、キュウリ(簡単に食べられる野菜)
 - 旬の果物(ばら売りなら、1個100円前後)
 
タンパク質

- 豆腐
 - 納豆
 - チーズ
 - ヨーグルト
 - サラダチキン
 - 卵
 - ちくわ
 
割高でも少量を買って使い切った方が、経済的です。
自炊の習慣がついてから、買う量を増やしてみましょう。
ご飯を多めに炊いて、パックに入れたりラップに包んだりして冷凍しておくのもよいです。
ただし、冷凍は便利ですが長期間もつ訳でないので、早めに使ってください。
